FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「無条件降伏は戦争をどう変えたか」吉田一彦

退院して仕事にもどると、やはりまとまった時間はとれません。
昨日は一日雨だったので、久々に。

--------------------------------

無条件降伏は戦争をどう変えたか
吉田一彦
PHP新書

「鏡の国」という本を思い出す。日米は結構似ているところもある。同じように外交上で失敗やミスをする。しかし、その後にフォローする人材がいて、結果だけ見ると「最初からそう考えてやったんだ」と納得させられてしまう、米国の場合はね。緩帯の数々の失敗も、結局はフォローされてしまったんだよなぁ。

ダルラン取引の影響とあるが、同じことは対独交渉だけでなく、対日交渉にも言えるはず。つまり、緩帯に潰された日本からの講和申し込みも複数あったのでは。

ノモンハンがそうであるように、米英軍の勝利とされている戦いも、あとからの操作はあるだろうなあ。ノルマンディも敵失による僥倖であって、独軍に追い落とされる確率は、レイテなんか比にならないほど高かったろう。そう考えてる独逸人もいっぱいいるだろなぁ。
日本軍もドイツ軍も正当に評価されてない、やっぱし負けるとつらいよなあ。

米軍のハーグ法規違反もちらほら語られているが、これも確信犯なんだよなあ。まったく、緩帯、おぬしは悪よなあ。

こういう視点から書かれた本はなかったので、良書とすべきなのだろうが。いかんせん、ボリュームがない、中間の何章かは省いてもいいテーマだし。こう、もうちょい掘り下げてほしい箇所がすっとかわされている感じもなきにしもあらじ。
ま、省くべきであろう戦闘経過の記述も、注釈が最低限であったし、久しぶりだったので、なかなか懐かしかったですが。

特攻、比島・硫黄島・沖縄戦の陸軍の敢闘が無条件降伏撤回につながったとはっきり言ってくれたのは御同慶の限り。(でもポツダム宣言は守られなかったのよね、結局)

最後の「中断された戦争」は意味深。いろいろと想像をかきたてられます。


2008年11月16日

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。